待ちに待ったクリスマス。今年は近所にあるキリスト教会のクリスマス礼拝へ行くなどして(うちはクリスチャンではありませんが)家族でのんびりと過ごしました。
イブの夜はいつもよりちょっとだけ気合いを入れてこんなメニューにしてみました。ローストチキン、かぶとレモンの蒸し煮、ひよこ豆のマリネ、トマトとベビーリーフのサラダ、そしていつものカンパーニュ。ワインはやっぱり赤が好きなので、スパークリングワインでーす♪
ローストチキンは実は今年初めて焼きました。本当は息子がもう少し大きくなってからでいいかな〜と思っていたのですが、本を見ていたらどうしても作りたくなっちゃって。
作ってみて大正解。しっとりジューシーで、ふだんあまりお肉を食べない息子も喜んでパクパク食べてくれました。お店で売ってるチキンって、たいていちょっと油っこいですよね。あと作ってから時間が経って油が酸化しているせいか、食べた後にどうしても胃もたれするような…。でも自分の家のオーブンで良質なオイルを使って焼くと、オイルと塩とハーブだけで本当にびっくりするほどおいしいチキンが焼けますよ。
ケーキはティラミス。イチゴがのってるのよりこういう方が私は好き。残ったぶんはそのまま冷凍して、セミフレッドにしていただきます。吹き消される前に急いでパチリ。
クリスマスと聞いて思い出すのがやっぱり去年のこと。主人が腫瘍を摘出する手術のため入院していたので、病室で迎えた静かな静かなクリスマスでした。病院の帰りに一人で乗ったバスの窓から見える街のイルミネーションが、見ているうちに、にじんでぼやけて…あの時のことは、たぶん一生忘れない。私はきっとクリスマスがくるたびにこうして思い返して、家族をもっと大切にしようと心にそして神さまに誓うんだろうな。
なので今年は去年できなかったぶんもあわせて2年ぶんのお祝いをしたつもりです。それならワインも2本あけとくべきだったかな?
そして今年は私の希望もあって、かねてから一度は行ってみたいと思っていたクリスマス礼拝に家族で行ってきました。近所にあるとてもアットホームな教会で、礼拝後のパーティーにも参加させてもらい、最初は嫌がっていた(最近なんでもイヤイヤの反抗期の)息子も時間が経つにつれだんだんご機嫌に。こういうかたちで地域の人とおつきあいするのも悪くないなと思いました。
翌日はこどものためのクリスマス会も。マジックショーやゲーム大会、みんなで賛美歌をうたったりして、最後にお待ちかねのサンタさん登場です。子どもたちひとりひとりへおかしの詰め合わせ。
帰り道で、息子に「サンタさんどうだった?」と聞いたら「サンタさん、みかんくれたねぇ」って…